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「オートマタ」をご存知でしょうか?
オートマタとは、機械人形、自動人形のことです。
日本の茶汲み人形(茶運人形)もオートマタの類になるのかもしれないが、その範囲は曖昧で、私が興味のあるのは18世紀から19世紀にかけてヨーロッパで製作されたゼンマイ式のからくり人形。
はっきり言って、かなり不気味です(笑)
↑こんな風にカワイイものではありません・・・
その顔、体つき、動きはリアルで、
まるで人間のような複雑な動きをします。
だけど、その時代にコンピュータープログラムやロボットの先駆けとなるような技術があったことに驚かされますね。
スイスの時計職人だったピエール・ジャケ・ドロー作
1772年製造「文筆家」、1773年製造「画家」、
(注:音が出ますよ~)
そして同じく1773年製造「音楽家」。
これは指で鍵盤を押さえて実際に演奏していると言うから驚きだ。
演奏終了後の「いかがだったかしら?」的間が怖いですね(笑)
人形ではなく本当に魂が宿っているような・・・そんな気さえします。
スイスヌーシャテル市の美術・歴史博物館で、実際に機能する状態でこの3体は展示されているそうです。
私は元々、メカニカルなものを見るのが好きでして、
その形態は人形に限らず、ロボコン(ロボットコンテンスト)や
製造工場機械にまで及びます(笑)
構造や機械工学は全く分からないのですがね。
ただ見るのが好きなだけ~です。
オートマタを知ったのは、メーテレ(東海地方局)の
「オートマタの世界
~ジ・アンティークオルゴール・デジタルミュージアム~」という番組。
オルゴールのBGMに、動作しているオートマタを1体づつ、延々と紹介していく20分番組、ナレーションもありません。
精巧な動きと、手の込んだ仕掛け、
そしてなんと言っても不気味さに惹かれてしまいました^^;
調べると放送素材が3種類あるそうです。
毎週放送されているわけではなく、すきま的に深夜に放送。
なので、今度はいつ見られるか分かりません(泣)
この番組に登場するオートマタの一部は
京都嵐山オルゴール博物館 のホームページで動画を見ることができますので興味のある方はどうぞ~。
2色パン的おすすめは「仮面をあやつる道化師」ですね(笑)
画像のみになりますが野坂オートマタ美術館のホームページも
いい感じに怪しさをかもし出しています。
どちらも足を運んでみたい場所ですね。